私は、2年ほど前まで不動産営業として働いておりました。
アジア通貨危機からリーマンショックが起き、100年に一度の不景気と呼ばれる時代が訪れました。
今、現在もアベノミクス効果はごくわずかで、景気回復の恩恵は大企業の役員・社員のごく一部しか受けられていないような気がします。
私は首都圏ではなく地方で不動産営業をしていたのですが、建売(新築)・中古戸建・土地のすべての不動産価格が下落しています。それに加え、住宅ローンの金利も史上最低を記録していました。
そのため、営業マンにとってもお客様にとっても今は絶好の時代です。
賃貸ですと当然かかってくるのがお家賃です。お家賃は終わりのないローンとも言われ、住み続けている間は支払わなければなりません。そればかりか、どんなに家賃を払っても自分のものにはならないのです。私のお客様で「自分の家ではなく、大家さんの家を建てちゃった」などと言っていたお客様もおりました。
住宅ローンは長くても35年。最近はフラット50などという超長期の住宅ローンも登場しましたが、私は現実的ではないと思っています。
住宅ローンとお家賃を比べてみると、お家賃よりも安くなることも多々あります。
引っ越し等で必要がなくなれば売却できるのも住宅のメリットといえるでしょう。